関節リウマチ

■ 関節リウマチとは
 関節の滑膜組織に免疫機能の異常をきたす病気で、身体の関節の腫れ(関節炎)や指の動かしづらさ(こわばり)が主な症状です。いまだ発症の要因は明確にはわかっていませんが、患者数は日本全国で70~100万人とも言われています。

■ 関節リウマチの問題点
 発症早期であれば、近年の目覚ましい薬物治療の進歩により、通常の日常生活へ戻れる患者さんが増えてきました。しかし、30~50歳代に発症することが多いことから、なかなか医療機関を受診できず、診断が遅れてしまうケースがみうけられます。重度の関節炎を数週間ほっておくと、関節の破壊が進み不可逆的な変化が生じてしまいます。将来的に手術治療を余儀なくされる場合がございますので、早期発見早期治療が非常に大切です。
当院では、夕方や日曜の診療も行っていますので、関節痛で心配な方は、お気軽にご相談ください。

関節リウマチ 病態

■ 関節リウマチの手術治療
 関節破壊が進行し、日常生活が困難となってしまった場合、手術が検討されます。
これまで数多くの関節リウマチ患者さんの手術を行ってきました。その経験を少しでもお役に立てたいと思いますので、手術治療をお悩みの患者さんがいらっしゃいましたら、一度ご相談ください。
<代表的な関節の手術について>
・人工関節置換術:ほとんどのケースが膝や股関節ですが、症例によっては、肘・肩・指・足関節なども行われます。
・関節固定術:指の小さな関節や、手関節、足関節に行われます。
・関節形成術:手関節や足趾の関節に行われます。
<頚椎の手術について>
環軸関節亜脱臼により、手足の麻痺症状や頑固な頸部痛がみられる場合に、脊髄神経を保護する目的で行われます。
<手指の伸筋腱断裂の手術について>
 関節リウマチで手関節の関節炎が持続すると、指を伸ばす伸筋腱が突然断裂することがあります。手関節の小指側の尺骨という骨の先端が腱にダメージを与えていることがほとんどですので、腱の修復と合わせて手関節の形成術を行う必要があります。

■ 人工関節について
 以前は10年15年経ったら入れ替えが必要と言われてきた人工関節も、2000年以降、インプラントの材質やデザインの改良により、かなり耐用年数が伸び、20年30年長持ちすることが期待されています。人工関節の手術で悩まれている患者さんがいらっしゃいましたら、一度ご相談ください。
ポリエチレンについて